みなさん、こんにちは。
最近テレビのCMで株式投資型クラウドファンディング、FUNDINNO(ファンディーノ)のCMをよく見るので、投資家登録をしてみました。
実際の投資を検討するにあたり、そもそも株式投資型クラウドファンディングがよくわからないので、マーケットについて調べてみました。
- 株式投資型クラウドファンディングとは?
- 株式投資型クラウドファンディングの市場は?
- 株式投資型クラウドファンディングを扱っている会社は?
- FUNDINNOに投資家登録するとどういう情報が見られるのか?
- 実際に投資できそうか?
株式投資型クラウドファンディングとは?
株式投資型クラウドファンディングとは、ベンチャー企業が非上場株式を発行し、インターネットを通じて多くの人から小額ずつ資金を集める仕組みです。
投資家は出資した後に、投資先がIPO(新規株式公開)をした場合やM&Aなどで買収された場合に大きなリターンを得ることができます。
一方で、非上場株式ですので流動性はほとんどなく、投資先が倒産した場合には投資金額はほとんど回収できない、ハイリスク・ハイリターンの投資になります。
株式投資型クラウドファンディングでは、企業が資金調達できる金額は1年間に1億円未満、投資家が投資できる金額は同一の会社につき1年間に50万円以下となっています。
こういうベンチャー投資はPEファンドが中心だったのですが、ベンチャー投資促進のために金融商品取引法が改正され、2016年11月にFUNDINNOが日本で初めて第一種小額電子募集取扱業者として登録認可されたとのことです。
株式投資型クラウドファンディングの市場は?
日本証券業協会が株式投資型クラウドファンディングでの調達額を公表しています。
2017年に市場ができて、調達額は5.0億円。
2018年が13.1億円、2019年が9.6億円、2020年の9月までで11.2億円となっています。
もう少し右肩上がりのマーケット化と思いましたが、そうでもないようです。
株式投資型クラウドファンディングを扱っている会社は?
日本証券業協会の2019年以降の月次データを見ると、株式投資型クラウドファンディングの実績があるのは以下の5社でした。
- 株式会社日本クラウドキャピタル(FUNDDINOの運営会社)
- DANベンチャーキャピタル
- 株式会社ユニコーン
- イークラウド株式会社
- SBI CapitalBase
ただ、毎月コンスタントに案件を実行しているのは、FUNDINNOを運営している日本クラウドキャピタルだけです。
業者の第一選択はコンスタントに案件を実行しているFUNDINNOには投資家登録した方が良さそうです。
それに、ユニコーン、DANベンチャーキャピタル、イークラウドにも投資家登録し、案件があった際に検討するのがいいかと思います。
FUNDINNOに投資家登録するとどういう情報が見られるのか?
この記事を執筆時点ではFUNDINNOでは募集中の案件はありません。
ただ、過去の案件や、今後の募集案件が紹介されています。
案件によって開示されている情報はバラバラですが、少なくとも下記の情報が開示されています。
- 会社概要
- 事業内容、市場環境
- エグジットまでのストーリー
- 経営者、メンターのメッセージ
小額投資とはいえ、これだけで勝ち馬を見極めるのはなかなか簡単ではないですね。
投資をする企業の事業拡大を応援する気持ちが持てないと、なかなか投資できないかもしれません。
実際に投資できそうか?
もともとイメージしていたように、投資するとしたらエンジェル税制が適用される案件に限定し、最低金額でより多くの会社に分散して投資するぐらいしか難しいかもしれません。
しかも、流動性が極端に低く、ハイリスク・ハイリターンな投資ですので、運用資産全体のポートフォリオの極一部しか難しいですね。
エンジェル税制については前回の記事に記載しています。
FUNDINNOでは、毎月数案件がコンスタントに出てきていますので、少し案件を見ながら投資するかどうかゆっくり検討したいと思います。
実際の投資までには時間がかかりそうなので、他の会社の投資家登録も申し込みをしました。
株式投資型クラウドファンディングはどの案件を選ぶかがリターンの源泉ですからね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
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