みなさん、こんにちは。
ゴルフ雑誌やWeb上では、ドライバーの飛距離をアップさせるにはミート率を上げた方がいいという記事をよく見かけます。
それは本当なのでしょうか?
あとで詳しく書きますが、ドライバーの飛距離の3大要素の中に、残念ながらミート率はありません。
ミート率は3大要素の初速の構成要因です。
初速の4倍ぐらいがドライバーの飛距離と言われています。
初速が60m/sであれば、240ヤード超の飛距離になります。
初速が70m/sであれば、280ヤード超です。
初速の計算式はヘッドスピードXミート率です。
初速アップのためには、ヘッドスピードまたはミート率のどちらかを上げる必要があります。
今回はどちらが効率的なのかを考えてみたいと思います。
ゴルフにおけるドライバーの飛距離の3大要素とは?
ゴルフのドライバーの飛距離を構成する3大要素があります。
- 初速
- 打ち出し角
- バックスピン量
打ち出し角とバックスピン量は、スイングを変えるよりも、フィッティングをしてご自身のスイングに合ったドライバーを選択することで、 最適化することができまし、お金はかかりますが、簡単だと思います。
私も最近ラウンド用のドライバーのフィッティングをして、ヘッドはそのままでシャフトを交換しました。
まだ慣らし運転中ですが、いい感じには振れるようになってきました。
ですので、今回は打ち出し角とバックスピン量は割愛して、初速にフォーカスします。
初速とは?
初速とはインパクト後にゴルフボールが飛び出していく速度です。
ブログの冒頭でも書きましたが、初速=ヘッドスピードxミート率です。
このような計測器で自分の数値を把握できます。
しかし、この計測器が実際に測定しているのは、初速とヘッドスピードです。
ミート率は初速とヘッドスピードから逆算されている数字です。
個人的に思うのが、逆算で計算されているミート率をそもそも上げるのは難しくないでしょうか。
簡単な頭の体操をしてみましょう!
一般的な男性アマチュアのヘッドスピードは43m/s、ミート率は1.35~1.39と言われています。
プロのミート率は1.5です。
計算を単純化するために、ヘッドスピード40m/s、ミート率が1.35だと仮定します。
初速は40m/sx1.35=54m/sです。
推定飛距離は初速の4倍の216ヤードです。
仮にプロ並みのミート率1.5になったとしても、初速は40m/sx1.5=60m/sです。
推定飛距離は240ヤードです。
飛距離は24ヤード伸びました。
でもコンスタントにプロ並みのミート率を維持できるでしょうか?
次に、ヘッドスピードを変化させてみましょう。
ヘッドスピード45m/sで、ミート率が1.35ですと、初速は60.8m/sです。
推定飛距離は243ヤードです。
あれ、プロ並みのミート率の飛距離を超えてしまいました。
ヘッドスピードが50m/sで、ミート率が1.35ですと、初速は67.5m/sです。
推定飛距離は270ヤードです。
もちろん練習でミート率を上げることも可能です。
しかし、ミート率をプロ並みに上げるよりも、ヘッドスピードを上げる方が効率が良く、最大飛距離もアップできると思いませんか?
筋トレだけで、ヘッドスピードを上げるのはあまり効率が良くありません。
ヘッドスピードは上げられるの?
私のブログを継続的に読んでいただいている方はご存知だと思いますが、2020年に私はヘッドスピード42m/sから61m/sまでアップさせました。
しかも9か月間です。
筋トレもやってますが、それだけではこれほど変化しません。
重要なのは、ヘッドスピードの上げ方を知りましょう!
私がレッスンを受けている万振りゴルフ部の李プロが本を出しています。
この本と万振りゴルフ部のYouTubeを両方使うと、実際にレッスンを受けなくても、ヘッドスピードを上げることができると思います。
私がレッスンを受けたのも2020年の8月からなので、それまではYouTubeだけ見て、練習してました。
あとは、ヘッドスピードを上げる練習器具もありますので、効果的に使って練習しましょう。 low-handicapper.com
ゴルフは最終的にはスコアなのですが、飛距離が突然変わるといつも一緒にラウンドしている友人が本当に驚きますよ!
ゴルフシーズンですよ!ゴルフに行きましょう!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
それでは、引き続きよろしくお願いします!
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